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タンバリン × の × すゝめ

今回は、
「リズム感を良くしたい」とか「プロドラマーなりたい」という皆さんのヒントになるような内容にしてみました。

まずリズム感についてですが、一概にリズム感と言っても、「リズム感」「テンポ感」「タイム感」「グルーブ感」などなど、似ているようで意味合いが違ってくる言葉がいっぱいあってややこしいんですが、その辺りの説明をしちゃうと長くなるので、今回はざっくり「リズム感=気持ちよくリズムに乗る」と考えてください。

そのうち分かりやすいブログを書きますね。

ということで本題に入ります。

よく「リズムを細かく感じられるようになりましょう」という話があります。これは僕もとても大切だと思います。

とはいえ細かくとはいったい?って話です。

誤解をおそれずめちゃくちゃシンプルにいうと、8ビートを叩いてるときに16分を感じられると『リズム感が良くなる=気持ちよくリズムに乗ることができる』ということです。

ひとまず、こちらの動画をどうぞ。
↓↓↓
Oasis – Whatever
https://youtu.be/EHfx9LXzxpw

ドラムは初心者でも叩けるくらいシンプルなフレーズやけど、タンバリンがずっと「チャッカチャッカ」って鳴ってるのが分かると思います。

このタンバリンが16分です。

この曲に関しては特にタンバリンの16分がリズムの重要な部分を担ってます。

もし僕がこの曲をやることになって、ドラムかタンバリンかどっちかだけしか使ってはいけないと言われたら、ドラムじゃなくてタンバリンを選びます。

それくらい重要です。

ですが、ライブでタンバリン振りながらドラムを叩くことは普通はできません。
じゃあハイハットを8分じゃなくて16分で演奏すればいい。という訳でもありません。

では、どうするか。
答えは、『ハイハットは8分で演奏するけど16分を感じながら叩く』です。

その為におすすめな方法は『タンバリンを振る』です。
めっちゃおすすめです。

楽器屋に置いてあるちゃんとしたものでも3000円くらいから手に入ります。
もしくはダイソーの100円のでも構いません。
振ればチャカチャカ音がなれば鳴ればそれでいいです。

タンバリンが用意できたら、とにかく真似して振ってみましょう。
さっきのOasisでもいいし、オリジナルバンドやってるなら自分の曲で、誰かのコピーをやってるならその曲で。

テンポが早すぎなければ何でもOKです。

しばらく続けてみると、振るのを止めても頭のなかでチャカチャカが鳴り止まなくなります。
そこまできたらもう既にレベルアップしてます⤴️

では、チャカチャカを頭で鳴らしながらドラムを叩いてみましょう。
ドラムを叩いているうちにチャカチャカのイメージが消えてしまったら、またタンバリンを振ります。
これをしばらく続けていると、シンプルなリズムを叩いてても頭の中や身体で16分を感じれるようになります。

ここまでくるとメンバーに「ノリがいいね!」言われる筈です。

この練習方法はマジでめっちゃおすすめです。

ということで!
リズム感を良くする為の一つとして今回は『タンバリンを16分で振る』というシンプルな方法をご紹介しました。

タンバリンの振り方にもいろんなパターンがあるので、詳しく知りたい方は是非一度僕のレッスンを😁

あと、冒頭にプロドラマーになりたい人にもおすすめと書きましたが、リズム感を良くする為以外にもタンバリンが演奏できると良いことが沢山あります。

なぜかと言うとレコーディングをする際に、ドラマーがタンバリンを任せられることがとても多いからです。

特にポップスやロックをやってると多いです。

みなさんの好きな曲のサビ辺りを聴いてみてください。
先ほどのOasis程は大きな音量でMIXはされてないかもしれませんが、タンバリンやシェイカーが後ろで鳴っている曲を見つけることが出来ると思います。

なので、オリジナルバンドをやってる人も、スタジオミュージシャンをやってる人もタンバリンやシェイカーを何種類か持っていることが多いですね。

僕もいろんなところでチャカチャカやシャカシャカをレコーディングしてきました。

なので、プロを目指している人は、いきなり言われて戸惑わないように、まずはダイソーに行って100円のタンバリンで練習を始めてみることおすすめします👍

ということで、今回は『タンバリンのすゝめ』という内容でしたー。
みなさまに素敵なドラムライフがありますように( ̄∀ ̄)